no.02 The Casa For Mr.N's  クリアシリーズ

PLUS CASA Clear Line no.02 N邸の写真

施主は2才の男の子を持つ30代の夫婦。新しい家で親夫婦、祖母、弟との同居を希望していました。提示された予算、土地などの条件をもとにプランニングを始めましたが、そこから算出された45坪という延床面積は、世帯の異なる7人の家族が暮らすには、最小限の広さでした。検討、話し合いの結果たどり着いた結論は、そこで暮らす人たちが別々の空間に閉じこもるのではなく、共用部分の居住性能をできる限り優先し、自然なかたちで集まることができるプランでした。玄関から各部屋への動線上に、家族が集まる場所=リビングを配置し、できるだけ広くとりました。逆に世帯別に仕分けられた部屋は最小限の大きさにとどめていますが、多世帯の家族が住まうため、将来的に家族数に変化が生じることを想定し、部屋を分類・連結可能にするなど、フレキシブルに利用できるよう工夫しています。

Data: ○所在地/鳥取県佐治村○用途/専用住宅○家族構成/夫婦+子ども1人+親夫婦+祖母+弟(合計7人)○ 構造/在来木造○規模/地上2階○設計期間/2003年7月~2004年3月○施行期間/2004年3月~2005年2月○敷地面積/761.99m2○ 建築面積/77.84m2○延床面積/141.51m2

平面図

1階  |   2階

詳細

リビングダイニング

N邸のリビングダイニング

「明るくて、床暖房が快適で、庭も見渡せるから開放感もある。とにかく気持ちのいいリビングです。自然と、家族みんなが集まってきますね」とは、施主の奥様の弁。

リビングルーム

N邸のリビングルーム

まだ小さな息子さんにとって、この広いリビングルームは公園のようなもの。ソファもテーブルも、彼の遊び道具です。

天窓

N邸の天窓

N邸のリビングルームを特徴づける、トップライト。1階と2階を視覚的、空間的に接続する役目も持つこの吹き抜け+天窓が、この部屋に作り出す「陽だまり」の心地よさと言ったら! 青空はもちろん、夜は星空を見ることもできます。こうした「絶対に必要ではないもの」が、生活を楽しく演出し、質を大きく高めてくれます。

キッチン

N邸のキッチン

ステンレスの質感がクールなキッチン。ここから大家族7人分の食事が作られます。見た目の美しさとともに、機能性も当然要求されます。

多目的室

N邸の多目的室

2階の部屋は、家族構成が将来的に変化することを見据え、できる限り自由な使い方できるように工夫されています。この部屋は真ん中で仕切ることができるよう、入り口が2つ設けられています。