なぜ、わたしたちは
智頭で暮らすのか
面積の93%が山林で人口7000人弱の町
わたしたちの暮らしを通じ、この町の魅力も発信していければ、と考えています。
たったひと組だけの建築家
ここで暮らす以上、きっとわたしたちの使命があるはずと信じ、ここでしかできないこと、この町だからこその解決方法を提案する必要性を伝え続けてきました。
建築家として、子どもたちが誇れる町にしたい。また田舎でも設計を生業として暮らしていけることを立証したい。
そのために何ができるのか?
そんな想いだけで歩んで来たように思います。
社会的課題
町の課題を全て単一問題として捉えるのではなく、循環させ共生して町をつくる。
空き家問題もそのひとつ。綺麗な景色にボロボロの空き家が建っていると景観も台なしです。
まだまだ浸透していない空き家利活用も、具体的な提案や可能性、そしてメリットだけでなくデメリットもきちんと伝えていく必要があります。
地方から日本を変える
責任をもって地域の問題に向き合い、建築を通じて問題解決の手法を提案することがわたしたちの役目であり、ここで求められている建築家像だと実感しています。
地域に根づき、町の創生にかかわっていくことが、地方の建築家の使命であり、地方からこそ日本を変えられるのだと信じています。
HOME BASE
– わたしたちの智頭町の住まい
HOME BASEは、わたしたちの自邸です。
この鳥取県智頭町で暮らしていく覚悟を決め、事務所の上階にあった倉庫を、職住一体化を目指して居住空間にリノベーションしました。100畳のワンルームに水廻りを集約した1つの箱、4つの個室と2枚の間仕切り壁だけの、シンプルな間取りです。
窓景から感じる四季をはじめ、川の水を利用した屋根の散水冷却、森から集めた木を燃料とする薪ストーブなど、自然豊かな智頭町の豊かさ、恵を生活の仕組みに取り入れています。
HOME BASEは見学いただくことができます。専用フォームからご希望のお日にち、人数などをお知らせください。
移住者インタビュー
智頭町に移住された方に、暮らしや住まいについてお話を聞く企画、第一弾。今回は、森のようちえん「まるたんぼう」の主宰者、西村早栄子さんです。
東京生まれの西村さんは、数々の大学で環境について学んだ後、ご主人の故郷である鳥取の県庁職員として働き始めます。林業技師の仕事を通じて智頭町、そして一軒の古民家と出会い、鳥取市内からの移住を決意。
古民家を理想の住まいへと改修され、移住後は森のようちえん、サドベリースクール、シェアハウスなどを立て続けに展開されています。その圧倒的なエネルギーの源を聞くと、それは「家」なんだそうです。
> インタビュー記事を読む
空き家の活用事例
わたしたちが携わった空き家活用の事例について、ブログ記事にてご紹介しています。
智頭町の移住・
定住の取り組み
詳しくは、智頭町の公式ウェブサイト、移住・定住促進Webサイトをご覧ください。
人口 7000 人弱の小さな町からでも
建築家の職能、可能性、建築の持つ力を
発信できると 信じています。