日々の暮らし
趣味である漆を塗っていると、自分で木地のデザインをしたくなる…
そんな時、家から車で20分ほどの美作市にある「木地師の館」の存在を知りました。
美作市の木地山地区は、約450年前から木材加工の伝統技術を受け継ぐ「木地師(きじし)」たちが暮らす木地師の里。そこにある 木地師の館 では、ろくろを挽いて木地をつくる体験ができます。
うちの工場の隅にある欅の板を持ち込んで、自由に好きなカタチを創造する。ベテランの木地師さんたちがアドバイスやフォローをしてくれるので、素人でもそれなりの木地に仕上がります。
もっと上手くなったら、あんな器やこんなカタチのものを作りたい…と、妄想が止まりません。
自分で挽いた木地に漆を塗り、その器に料理を盛って食す。日々の暮らしに、自分の手で生み出したものが生活の一部になる幸せ。
最高に楽しい趣味を見つけ、ハマっています。