枝付き丸太柱
枝付き丸太柱の材料検査を行いました。
四方にバランスよく伸びた枝があり、かつ意匠だけでなく構造材となるので末口210㎜以上の幹の太さがある丸太。
智頭町の山を歩き回って探して切り出してくれたのは、私たちが暮らす集落の長老であるベテラン林業家。山から枝を折らないように運び出し、きれいに皮を剥いで工務店に納品されました。
工務店では、枝があるため地べたに置くことができず場所も取るし、墨付けも大変な作業。
みんな面倒な作業なのに、「仕方ないなぁ~」と施してくれる。
そんな職人さんの多い現場は、本当にありがたいです。
建築を建てることは、たくさんの人の協力があって成り立つのだと改めて実感しました。