空き家調査
改修候補物件である空き家の状況調査と測量を行いました。屋根や給排水の状況も、業者さんと確認。
建物内に植物が浸食している様子が芸術的です!
植物に居候されているけれど、建物は“今手をかければまだ間に合う状態”と判断しました。
この場が開かれたらどうなるかなぁ、と妄想しながら敷地周辺を調査。
向かいのお爺さんを見かけたので空き家調査中だと伝えると、周辺の歴史や思い出など、大変興味深い話を聞かせてもらいました。この空き家を利活用することで、それらの話も継承できるといいなぁ。
また近隣の人々が、この建物が空き家だと周知されないよう草刈りを行ったり、ポストに入る郵便物を管理したり…と工夫されてきたとのこと。
空き家のもたらす課題として「雑草やそれに伴う害虫、害獣の発生など衛生環境の悪化」「景観の悪化」「不法侵入、不法投棄などによる犯罪や放火のリスク、治安の悪化」「老朽化による倒壊の危険」などがあります。
田舎だからって他人事ではなく、実際に起こった事例なども教えてもらい、切実な社会問題なのだと痛感。
改めて利活用の提案に留まらず、空き家の維持管理や見回りなど、所有者だけでなく周辺住民の不安要素をも軽減する仕組みを早く実施しないと!と強く思いました。
この空き家が新たなコンテンツとして生まれ変わり、この町から空き家が一つでも減るよう魅力的な提案が出来ますように〜!