薪アート

11月末、智頭町には新図書館が開館します。
新図書館から智頭駅、河原町商店街から石谷家住宅のある智頭宿周辺までのエリアを「ちづみち」と名づけ、エリア全体が一つの図書館と感じられるような、これからの智頭町の新しい公共空間をつくっていきたい!との戦略を、昨年度からお手伝いしています。

新図書館の開館に先駆け、河原町商店街にてパークレットの社会実験を計画しています。パークレットとは、車道の一部を転用して人のための空間を生み出す取り組みで、路上駐車スペースを人が溜まったり休憩したり飲食できるような空間にすることです。
新型コロナウイルス感染症対策の緊急措置として、11月末まで道路占用基準が緩和され、路上に仮設施設を設置することが出来ます。(一定基準を満たした場合)

智頭町らしいパークレットを表現したいと思案していた時、警察との協議で車道との間にバリケードを設置するように指導されました。それならバリケードをデザインしよう!と、薪アート(薪棚に本棚を組み込む)のパークレットユニットを制作することにしました。


<イメージパース>


<イメージパース>

間伐材を利用した薪に、誰でも楽しめるアートを組み込み付加価値を付ける。薪アートを通じ、山の資源を活かした暮らしなどに関心を持ってもらえるといいな、と考えています。
それにイベント時だけでなく、町内に薪アートが広まり暮らしにアートが取り入れられたら、きっと楽しいはず!そんな思いで、パークレットの社会実験を行います。

薪アートは町内の林業家、小谷洋太さんと加藤翼さんにデザイン・制作をお願いしています。
林業家が制作する薪アート、楽しみで仕方がない!
まずは山から木を切る作業からスタート!!

9月30日(水)13時~小谷洋太さん、加藤翼さん、鳥取県立智頭農林高等学校生活デザイン科の生徒さん達と一緒に、薪アートの制作を行います。
一般の方も参加できます。興味のある方は、汚れてもいい格好で軍手を持参して、徳永商店前に来てくださいね。

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