空き家管理

空き家管理に伺うと、まず押入れを含む全室の窓(開口部)を開放し、約1時間空気の入れ替えを行います。
その間に雨漏りや破損などの目視点検、通水確認などを行い、作業を終えて帰る頃には、あきらかに室内の空気の質が清々しく変化している!
そして私自身も清々しい気持ちに!!建築に空気が流れることの大切さを実感します。

空き家管理サービスは月に一度の作業だけれど、これを行うか行わないかで老朽化の進行に大きな差が生じます。
老朽化や近隣トラブルなどの防止だけでなく、“建築家が適切に管理している物件なので安心できる”と、家の価値にも結びつけることになればいい。
ただそんな思いの一方、所有者には「空き家問題を先送りにせず、利活用の模索や最悪の場合は解体することも視野に入れるように」とお伝えしています。
空き家の所有者に寄り添いながら、問題解決の手助けをする。
とても地味な作業かもしれませんが、今の豊かな環境を未来に繋ぐ重要な任務と考えています。

空き家管理サービス内容は、こちらをご覧ください。
Vacant House Management

お庭の柿が鈴生りに実っていました。

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