SIMHOUSE – 2011年6月

2011年

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cafe SOURCEで打ち合わせ。

見積書と最終版の図面ををもらった。

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金額は予算の15,000,000円に対して15,680,000円。ほぼ、予算に近い金額だったけれど、改めて15,680,000円の見積額に高っ!と思う。車を購入するときに2~300万円の見積書は見たことあるけれど、1千万円代の見積書なんてプライベートではお目にかかったことないですから。そして、消費税の802,640円にもちょっとびっくり。消費税って高いなあ。。。

見積書に沿って説明してもらう。

どういうものにどのくらいの費用がかかるのか、素人なので全く見当もつかず、見積書をみて「へぇ、これってこんなにするんだ」「これは意外とこんなもんなんだ」と初めて知ることができた。と、同時に冷静に分析。

経費の内訳は

  • 建築本体工事
  • 電気設備工事
  • 給排水衛生設備工事
  • 解体工事
  • 諸経費(いわゆる設計料等の手数料みたいなもの10%)

ということだった。

建築本体工事の中には、仮設工事や基礎工事、大工工事、左官工事などがあって、それぞれの工事ごとにどういった作業があってどういった部品(くぎとか)が使われているから何円ということがわかるような細かい見積書となっていた。これなら素人でもわかりやすいかなと思った。

ただ、私の場合性格なのかもしれないけれど、これが何円といわれても結局のところその金額が妥当であるか、、、ほかに代替品となるような提示されている価格より安価なものがあるか、、、などは分からないので、総額をみて予算内におさまっているならいいかなと思う。

家の見積もりって、よく見るチラシとかのイメージだけど「何LDKで1,000万円!」みたいなところがあって、不明確だし、何にいくらかかって1,000万円? 実はもっと安くできるところ、あるんじゃない? などと思ってしまうんだけど、こういう細かな見積もりがあることで、たとえ釘1本の値段が妥当かどうかは分からなくても、安心と信頼につながるとおもう。

しかし、それにしても、家の見積って、こんなに細かく記してあるものだとは思ってなかった。

今度は図面をみながら、説明を受ける。

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まずは、先回注文したトイレ周りの修正。納得。

外壁は表だけになるけど焼き杉を使ってもらえることになり満足。サンプルもみせてもらったが、思った通りのものだった。

そのほか壁のサンプルやフローリング、デッキテラスのサンプルも見せてもらった。この段階では、フローリングをどんな感じにするか、サンプルから選ぶことはなかったけれど、こんな色でいきたいなあという感じはあった。サンプルを持って帰ってじっくり考えたいなと思ったけれど、翌日のお仕事で使われるとのこと。ただ、サンプルを見ただけでは、全体のイメージがし辛いかも。

わたしは、小林さんにオープンハウスがあるたびに声をかけてもらい、いろんなオープンハウスを見に行くことが出来ているし、イメージを伝えるとしたら、あの家のあのリビングのイメージでお願いしますって伝えると思う。

少し残念だったのは、窓ガラスには金具入りのものでなくてはならないということ。これは防火地域ゆえしかたないかな。

電気配線は、図面には位置だけしか載ってなくて、高さは実際に家がある程度できた時点で位置はこの辺ですよって決めていくらしい。実際に位置を見ないとわからないため。

キッチンは既製品ではなく、作ってもらえることになった。

ひとつ、いいなと思ったこと。フローリングに塗っていくフェザーフィール(だっけ?)を経費を削るために施主自身が塗っていくということ。とっても大変だけど、愛着が湧くとのこと。わたしもこれを自分自身でやってみたいなと思った。けど、とっても大変そう。

小林さんから「NET価格」という言葉がでたけれど、わたしは「インターネット上での価格」と勘違いしていた。あとから考えたら「インターネット上での価格」というのもよくわからないのだけど、そういった専門用語が飛び交うと想定してないせいか、さらっと聞き逃してしまったりする。というのも、小林さんたち(じゃなくてもそうかもしれないが)からの説明は、専門用語で分かり辛いものではなかったからかもしれないのだけれど。

で、「NET価格」とは、見積書などで「定価」に対して値引きなどをしたあとの納入価格のことらしい。このことに限らず、専門的な用語を使われても聞きづらいとか、言われても専門用語ってことにさえ気づかないかもと思った。

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川辺さんのメモにある「よく見るチラシとかのイメージだけど「何LDKで1,000万円!」みたいなところがあって、不明確だし、何にいくらかかって1,000万円?」というコメントから、以前読んだ「9坪ハウス狂想曲」という本を思い出しました。その中に確かこんな一節があったかと。「不動産屋の前のガラスに、何千万円もする住宅のチラシが、まるで数百円の野菜の値札を並べるかのようにべたべたと貼られていた」

住宅のように、そこに含まれる物凄い数の要素一つひとつを、素人がすべて理解し、適正価格であるかどうかは分からないでしょう(しかも住宅設計の顧客のほとんどが素人)。それでも「風呂に○円」「壁に○円」くらいの大きな見方ができるのであれば、「ここはもう少し抑えたい」などの判断はし易くなるんでしょうね。

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cafe SOURCCEで、川辺さんと4人で打ち合わせ。

お待ちいただいていた、見積もりの集計をご提示する。前回の打合せで、予算内(1,500万円)に納まるよう、私達がたたき台として仕様を決めることになっていたので、どのような仕様内容になったか、ひと通りサンプルやカタログなどでご説明。

仕様内容をご覧になって…

  • フロアは、杉t=30がいい
  • デッキ材を他の安価なデッキ材で施工し、(現況はメンテナンスフリーを重視して、ウリン材を計画)将来的に材料が腐ったら撤去し、芝を貼ってもいい
  • トイレなど商品を見ると、家を建てるという実感、現実味が増す

と言われていた。

1回目の見積もりから、希望通りの仕様内容で予算内に納まることは稀で、見積内容を基に仕様を再検討することが多いことをご説明する。見積をじっくりご覧頂いて、次回再度ご予算、仕様について打合せを行う。

打合せ後、一緒に食事へ。川辺さんもお酒がお好きなので、次回の打合せの後も飲みに行きましょう!と盛り上がる。

通常の打合せ中も、いろいろなお話をさせていただき大体のお人柄など理解しているつもりだが、食事やお酒を一緒にすると、お互いの距離がより縮まるので、大切なコミュニケーションだと再確認する。