とっとり健康省エネ住宅

生活するなかで「冬は暖かく夏は涼しい」は、理想空間ですよね。
近年では猛暑が続き、家の中にいても熱中症に気を付けなければいけなかったり、冬にはヒートショックのリスクなど聞かれたことがあると思います。私たちも設計する際に、豊かで快適な空間を提案できるよう試行錯誤しています。

鳥取県では県民の健康の維持・増進、省エネ化の推進及びCO2の削減を図ることを目的として、戸建住宅を新築する際の県独自の省エネ住宅基準が策定されました。基準は断熱性能と気密性能について3段階のグレードが定められ、7月より基準を満たす住宅の認定と助成が開始されます。

認定や助成を手続きするためには、講習を受講し技術考査に合格したのち登録が必要で、PLUS CASAも「とっとり健康省エネ住宅設計事業者」の登録事務所となりました。(詳しくは鳥取県のHPをご覧ください)

快適性を数値で示し、性能の良い空間をつくる。年間を通じて家全体の温度が安定する事は病気になりにくく、エアコンの使用も減り地球にも家計に健康にもいい。これはこれで一つの建築技術の進化に間違いありませんが、私たちはそれらを踏まえた先に、この地域ならではの豊かさを提案しなければならないと考えています。

今週末上棟予定の新築工事では、多趣味なクライアント固有のご要望、リビングから望む風景などを組み込んだうえ、とっとり健康省エネ住宅性能基準のT-G2をクリアする仕様になっています。
詳細などは改めて、工事の進捗状況などでご報告したいと思います。

また古い家は断熱材があまり入っていない事が多く、空き家などの改修工事の際は、家全体を断熱改修すると多額な費用となります。
どこまで改修するのか?理想とコストのバランスをしっかり管理することが大切だと思います。それらもきちんとデザインしますので、不安に思われることがあれば遠慮なくご相談くださいね。

子供の頃、夏休みには手伝いで朝夕家の前に打ち水をしていた事や、風鈴の音で涼を感じたりした思い出。
性能の良い家であっても、どこかにそんな文化や風習を継承させ、なるべく化石燃料に頼らない暮らし、その風土にあった暮らし方をこれからも提案していきたいと考えています。


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