漆掻き

少し前になりますが、8月初めに鳥取市佐治町で、ウルシの木から漆(樹液)を採取する「漆掻き」の体験をしてきました。

ウルシの木の幹に傷をつけ、滲み出る樹液を1滴1滴丁寧に採取します。

一本の漆の木から採れる漆の量は、約200g程度。それをろ過して、様々な用途に応じて加工されます。
改めて、天然素材である漆は、とても貴重だと実感しました。

佐治町は古くから良質な漆の産地として知られ、江戸時代には藩内の漆器や木蝋の原料として利用されるだけでなく、漆液は天下一品の佐治漆として京都や丹波にも送られ伝統工芸を支えてきました。
しかし高度成長期頃から、佐治の産業が植林や梨栽培などに転換し、漆産業も昭和40年代に消滅。平成28年、漆の生産や産業を再興し地域振興につなげようと、「佐治漆研究会」が発足されました。
今回は、そのメンバーの方にお誘いいただき、漆掻きに参加!
社会の大きな変革により、様々なものが変化する可能性があると言われていますが、地域に残る文化がきちんと継承されるよう、継続的に関わっていきたいと思います。

漆器と聞くと敷居が高くハレの日のイメージがありますが、我が家では拭き漆のお箸やお椀を日常使いしています。食器洗浄機には向かないですが、中性洗剤でさっと手洗いして自然乾燥、普通の食器とほぼ変わりません。
今後も漆器を、少しずつ増やし使っていきたいです!


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