雪中キャンプ

連休を利用してキャンプ仲間と毎年恒例、雪中キャンプに2泊3日で行ってきました(過去の雪中キャンプ aw氏のブログ参照)。

会場は自宅から車で1時間ほどにあるダム湖ほとりの雪原。


写真は積雪80㎝、気温0℃、吹雪の中で設営している様子です。風除けにと1mほどの高さの雪壁を円形に囲った宴会場を中心に、放射状に道をつくり各々のテントを配置しています。

よく見ると小さな集落のようにも見えませんか?

実はキャンプと建築やまちづくりはとても似ているのです。

僕がキャンプに行くときは、その場所でどのように過ごしたいかを想像し、そのために必要な計画と準備を進めます。

例えば今回の場合、事前に現地を下見して積雪量やアクセス方法を確認し、積雪や風圧に耐えられる構造のテント、雪に埋まらない椅子やベッド、気温が低くても使用できる火気や調理器具、テント内で使える暖房器具と一酸化炭素警報機などを選択し、それらの運搬方法を考え、当日は天候や風向き、隣(のテント)との距離感を考慮してテントの配置や向き、内部のレイアウトを決定しました。もちろん趣味趣向や意匠性も重視しています。

実はこれらのプロセスこそ建築設計そのものなのです。建築家の隈研吾氏もキャンプは取り返しのつく建築であり、場を読む力を養う行為だと話されていました。

僕はキャンプも建築もまちづくりも大切なことは、風雪や寒さを凌ぐことや利便性だけではなく、そこで何を楽しみたいかということだと考えています。

趣味を楽しむため、景観を楽しむため、会話を楽しむため…などもっといろんな目的で住宅やまちがつくられてもいいのではないでしょうか。一見困難な条件に思えても、それを可能にするのが建築設計なのだと思います。

今回も綿密?な準備と計画が功を奏し、無事に3日間を過ごすことができました。さらに白銀と静寂につつまれた世界で夕焼けや夜空を眺めたり、焚火の炎に見とれ、薪のはぜる音を聞きながらのんびり友だちと語り合うなど贅沢な時間を楽しみました。

そしてまた別の場の力を読む練習という口実で、次のキャンプの計画を立てています!



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